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【知らないと恥をかく!? パリ同時多発テロの背景を分かりやすく説明した】テロ事件は近い未来に日本でも起こる!

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Bonjour à tous! ;)

みなさん、こんにちは!

ぷちゅうとです。

 

2015年11月にフランス・パリで発生した同時多発テロからもうすぐ半年が経ちます。

事件を起こした犯人の若者の多くは、フランスで生まれ育ったフランス人でした。

自分が育ってきた国を破壊してしまうようなテロはどうして起こってしまったのでしょうか。

 

また、平和な国で生まれ育った日本人にとって、テロはどこか他人事のような感覚がありませんか?

ぼくは、パリの同時多発テロを見ていると、日本でもそのうちテロが発生してもおかしくないなと思うようになりました。

それは一体どうしてでしょうか。

 

今回はそんなお話をしていきたいと思います。

 

 

パリの同時多発テロはどうして起こってしまったのか

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2015年11月にフランス・パリで発生した同時多発テロ事件。

少なくとも130人の尊い命が失われてしまいました。

この悲しいテロはどうして起こってしまったのでしょうか。

 

フランス生まれフランス育ちの若者がフランスを破壊する

理想の国フランスの国民となった移民たち

このテロの注目するべきポイントは、犯人の若者のほとんどがフランス生まれフランス育ちの「フランス人」であったということです。

例えば、2011年にアメリカで発生した同時多発テロでは、中東に位置する国、すなわちアメリカ国外の出身者がアメリカを対象にテロを起こしました。

この点が大きく異なっています。

 

すなわちパリ同時多発テロでは、自国(フランス)の政策が将来的なテロリストを潜在的に育成していたということになります。

将来的なテロリストをフランス自身が育て上げてしまっていたんですね。

 

犯人の若者の親たちは、生粋のフランス人ではなくて、主に北アフリカや中東から流れてきた移民でした。

「自由・平等・博愛」を掲げるフランスは、以前から外国からの移民を積極的に受け入れてきました。

そんな理想の国に憧れて、彼らの親は生まれ故郷での内戦や貧困から逃れるために、自分の出身国を捨てて豊かな国のフランスの国民となったのです。

(このように自分の出身国を離れて、別の国の国民になろう、別の国に移住しようとする人たちを「移民」と言います。)

 

そうして理想の国の国民になった親たちでしたが、彼らはフランス語があまり話せなかったので、ちゃんとした仕事に就くことができず、生活はとても苦しいものになってしまいました。

彼らの子どもは、そうした生活の中で満足な教育を受けることができずに育ってきました。

「親が学校に行かせなかったのか」という声が聞こえてきそうですが、彼らの親も教育を受けていない場合が多いのでその重要性を理解しておらず、子どもたちが学校に行かなくても大して重く受け止めていませんでした。

 

貧困の連鎖

こうして充分な教育を受けることができなかった子どもたちは、大人になっても親と同じようにちゃんとした仕事に就くことができず、やはりこれまた同じように貧しい生活を送ることになってしまいました。

こうして、世代を超えて貧しさが繰り返されていくことを「貧困の連鎖」と呼び、この流れに身をとらわれるといつまで経っても貧しさから抜け出しすことができず、豊かになることができません。

 

周りの同年代の人たちは立派な就職先を見つけ働いているというのに、彼らは仕事にありつくことができません。

これが、若くて体力も有り余っていることと相まって「自分はどうして、何のために生きているんだろう」という絶望に変わっていくのです。

 

フランスを嫌いになっていくフランス人

移民の多くは北アフリカや中東から来ているので、生粋のフランス人からしてみれば彼らは肌の色が異なる異人種であり、同じ社会の中を生きていようとも仲間意識が芽生えず、差別の対象となってしまうこともあります。

こうして差別を受けた移民の若者たちは、「自分たちは何も悪くないのに」とフランス社会を嫌うようになり、フランスという国を嫌いになっていきます。

 

貧困からくる絶望と社会からの差別でフランスをどんどん嫌いになっていく若者たちにとっては、フランスの「自由・平等・博愛」という考え方はウソやインチキでしかなかったのです。

 

悪魔のささやき

どんどんフランスを嫌いになり、自分を見失って自暴自棄になっていく若者に目をつけたのが、”過激派”と呼ばれるテロリストたちです。

(平和的解決を目指す”穏健派”とは異なり、暴力行為などの過激な言動をもって主義や理想を実現しようとする人たちの集まりを「過激派」と言います。)

 

「イスラム国」などの過激派テロリストたちは、「大義のある神聖な聖戦で死ねば天国に行ける」などと宣伝し、若者を誘惑します。
「聖戦」とは宗教的なイデオロギーによって実施される戦争です。ローマ教皇が組織した十字軍による戦争のことを呼んだり、イスラム世界の拡大、または防衛のための異教徒に対する戦いである「ジハード」が「聖戦」と訳されることもあります。)

 

そんな甘い言葉でなされる悪魔のささやきに、「生きていても良いことがない。生きていても仕方がない。」と思い込んでいる若者たちは心を動かされ、過激派の勧誘に乗ってしまうのです。

 

こうした背景をもってあの悲しく残酷な事件が起こってしまいました。

 

日本にとっても決して他人事ではない

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「社会に不満を抱えた若者が、”過激派”などの組織の勧誘を受けて、テロ実行犯となっていく」と考えると、これはフランスだけに限った話ではなくなります。

先の見えない長引く不況や、期待のもてない政治自己嫌悪に陥る若者の増加など、日本の社会は決して明るいものとは言えない状況にあります。

日本も潜在的なテロ実行犯を抱えていると言えるのです。

 

また、実際のテロの発生を受けて「よしオレたちも立ち上がるぞ!」「仕返しするぞ!」と感化される若者もおり、テロは一回発生してしまうとその一回だけでなく、次のテロへとつながってしまう可能性も秘めているのです。

実際にパリの同時多発テロを受けてベルギーでもテロ事件が発生し、300人を超える尊い命が失われてしまいました。

この流れがどこまで続くのか先行きは不透明ですし、日本で感化される若者がいないとも限りません。

 

「イスラム国」などの”過激派”と呼ばれるテロ集団が実力と勢いをつけていく中で、日本はそうした武装勢力のみならず、自国の国民とも真剣に向き合っていかなければならないのです。

 

テロ対策に必要なもの

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パリ同時多発テロが発生した直後は、スーパーやコンサートホール・空港などの警備が厳重なものになり、訪れる人すべての手荷物検査が実施されたりしました。

しかしここまでの話を考えると、テロ対策に求められるものとは、厳重な警備や、あるいは”過激派”への事前・報復攻撃だけでは足りないということが分かります。

 

教育と働く場

テロをなくすためには、親の収入に関係なく精度の高い教育を平等に受けられるようにする必要があります。

きちんとした教育を受けることができれば、社会を見る目が変わり、その後のチャンスにも恵まれ、”過激派”の誘惑に負けてしまうこともなくなります。

 

きちんとした教育を受けて、就職先を見つけることができれば、それなりの収入を得ることができ、また社会の中で自分は必要とされていると実感することができます。

社会に認められていると実感できている人が、テロで社会を変えてやろうと考えることはないでしょうし、彼らがその収入を支えに結婚相手や家庭をもつことになれば、愛する人を残して簡単にテロで死のうなどと考えることもないでしょう。

 

このように、テロ対策には教育や仕事のような「貧困の連鎖」を断ち切れるような制度が必要なのです。

 

社会に期待をもてる若者を増やす

先行きの不安定な社会を生きていく若者たちが、未来に期待をもてるような雰囲気を作っていく必要もあります。

これからの未来に期待がもてず、不安や悲しみばかりを抱え込んだ若者が増えると、社会全体も暗いものになってしまいます。

失敗したら二度とチャンスが与えられないような空気、人とのつながりを感じられない若者、仕事を継続できない若者など、挙げればキリがありませんが、こうした不満を少しでも取り除いていくことが必要です。

 

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「社会は明るく、未来は変えられる」と考えている若者が、過激な手段をもって社会を変えようなどとは決して思わないはずです。

 

最後に

パリ同時多発テロは日本人にとっても決して他人事ではないのです。

2020年には東京でオリンピックが開催されるので、外国からも多くの人たちが日本を訪れることになります。

そうしたタイミングを見計らってテロが実行される危険性もあるわけです。

これからの社会を生き抜く若者と、それを支える社会のあるべき姿とは。

この記事がそんなことを考える小さなキッカケになってくれれば嬉しく思います!

 

A bientôt! :D

 

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